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女優「デボラ・ラフィン Deborah Raffin」 [映画]

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 ミシェル・ファイファー、ケイト・ブランシェット、スカーレット・ヨハンソン、最近ではブランカ・スアレス、アナ・デ・アルマスと好きな女優さんはいっぱいいるのだが、その原点とも言えるのがデボラ・ラフィン。70年代に突然「グレース・ケリーの再来」と言われて大ブレイクして、その後はあっという間に消えていった女優さんだ。

 そのブームは突然やって来た。「いくたびか美しく燃え」「エーゲ海の旅情」「ダブ」という3本の出演作が立て続けに公開され、人気に一気に火がついた。私はその頃中学生で、「タワーリング・インフェルノ」「バニシングin60」「ジョーズ」といった映画を立て続けに見て映画の魅力にはまりつつあった。どこで見たのかは記憶がないのだが、「エーゲ海の旅情」の予告編でデボラがビリヤードをするシーンが大スクリーンに映し出された時に、私の体に電気が走った。長い髪、長い手足、キューを扱う身のこなし。そして彼女の天使のような笑顔。ハリウッド女優の魅力はこれだっと思い。しばらく彼女の姿が頭を離れなかった。

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Uコン(模型飛行機)

 小学生の頃から、私は飛行機が大好きだった。折り紙飛行機からスタートして、厚紙を切り出し貼り合わせて作る紙飛行機、ゴム動力のライトプレーン、ワイヤーで引っ張って離陸する木製グライダーとステップアップしていって、中学生の時にたどり着いたのが小型エンジン付きの模型飛行機である Uコンであった。
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 当時もラジコン飛行機は存在したのだが、プロポ(送受信機)は中学生にはとても手が届かないほど高価だった。さらに空を飛べるほど強力なモーターもなかったので、動力は必然的に扱いの難しい模型エンジンとなる。2本の金属ワイヤーの先に飛行機をセットして、操縦者の周りを旋回するように飛ぶUコンの操縦はエレベーターとフラップによる上下動だけなので比較的簡単。ワイヤーが付いているのでラジコンよりも安全。というわけで私の周りでも静かなブームとなっていた。

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CM「サントリーロイヤル・ガウディ編」 [テレビ]

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クリックするとYouTubeでこのCMが見られます

 極彩色のトカゲ、ミラーボール男、こちらをじっと見る百目、巨大なかぶりものをしたバレリーナ... 今も昔も、サントリーローヤルのこのCMほど強烈な印象を残してくれる作品は存在しないんじゃないかと思わせてくれる。これを小学生の時に見ちゃったわけだから、真っ白だった脳裏にがっつりと刻み込まれるのは無理もないことかもしれない。
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 後にこのCMはスペイン・カタルーニャの建築家アントニー・ガウディへのオマージュであることを知る。この異様な女性のかぶりものや、竹馬のようなスタイルもすべてスペインのお祭りに実在する。テレビの中の世界が急に身近に感じられ、不思議な異次元の世界が現実に存在しているということに高揚感を覚える。さらにここへ行ってみたい、という気持ちが沸き起こる。

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映画「ガラスの動物園(1950)」 [映画]

小学生の頃、私は両親と6畳2畳の小さなアパートに住んでいた。その頃のお楽しみは、地元のローカル局であるサンテレビで週末に放映される洋画を見ること。ハリーハウゼン監督が撮ったと思われるコマ撮りアニメーションのモンスター映画、モノクロのB級SF、ハエ男や巨大サソリ、フランケンシュタインやドラキュラといったホラーなどの夢中になって見た映画の中に、ぽつんと入っていたのがこの「ガラスの動物園」である。

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タグ:洋画
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